キュウリ「ずーっととれるキュウリ」(水耕栽培2020)
ペットボトルを使用したベランダでの土壌水耕栽培にチャレンジします。我が家のベランダは日当たりが悪く夏野菜の栽培に向かないと思っているのですが、キュウリは半日陰でも栽培できるそうです。環境としては午後半日しか陽があたりません。真夏はほとんど直射日光がはいりません。また、ベランダが非常に狭いうえにいろんな植物を栽培していて場所がないので、省スペースで栽培できるペットボトル水耕栽培にしました。
2020年
6/28 種まきをしました。ミネラルウォーターの2L入りペットボトルを上の方でちょん切り、上部をひっくり返してセットします。口の部分にスポンジを詰めます。不織布(三角コーナー用の不織布袋を細長く切ったものを使用しています。)を挟んで底まで垂らします。さらに、土がこぼれないように不織布を一枚敷いて、その上に土を入れます。ピートモス100%のプロトリーフ「かる〜いトマトの土」を使用しました。穴を3つあけて、種を1個ずつ埋めました。キュウリは嫌光性種子なので、少し深めに埋めました。あとは上からたっぷりと水をやりました。下半分の貯水槽に水道水を入れました。
7/2 発芽しました。早いです。暑いから?
ここからは液肥「ハイポニカ」で育てていきます。水切れに要注意。
7/25 種は3個とも発芽しましたが、もっとも成長の良いものだけ残して2株は切りました。もともと生えていたフウセンカズラの蔓に巻きついて上に向かって伸び始めました。
7/31 初めて開花しました。小さいけれどパキッとした、黄色が鮮やかな綺麗な花です。夏野菜!という感じがします。残念ながらこの花は結実しませんでした。
おそらくコナジラミと思われる害虫が葉っぱの裏側に大量にわきました。竹酢液スプレーをしたりもしましたが、「パイベニカVスプレー」が効果的でした。まあ、葉っぱを食べるわけではないし、と、殺虫剤の使用閾値はゆるいです。
つる誘引用ネットを張りました。
9/19 初収穫です。収穫どきがわからず様子を見ていたら太り過ぎになってしまいました。かつ、ぐにゃっと曲がってしまいました。キュウリは水切れを起こすと曲がるそうですが、水耕栽培なのになぜ曲がってしまったのでしょうか。味はみずみずしくて、とても美味しかったです。
10/4 2つ目のキュウリを収穫しました。
結局、2個しか結実せず、収穫できませんでした。収穫は発芽から2-3ヵ月でしょうか。もっと早く種まきすれば収穫が増えたかもしれません。
まとめ(反省)
・キュウリはペットボトル水耕栽培できる。それでも実が曲がる原因は不明。
・直射日光がなくてもOK(真夏だから?)
・スタートが遅かった。梅雨明けまでにもう少し大きくしておけばもっと収穫できたのではないだろうか。5月中には種まきしたほうがいいだろう。
・9月いっぱいで終了。まさに真夏の野菜。