睡蓮鉢ビオトープ(2020)

2020年

2/11 charmで購入したヒツジグサが届きました。ヒツジグサスイレンですが、唯一の在来種(原種)です。

 

2/15 去年花が咲かなかったヒメスイレンはガラスボウルに移して、代わりにヒツジグサを植え付けました。

 

2/23 ヒメトグサが腐ってきたので処分しました。勉強不足でしたが、ヒメトグサは腰水にしないで地上に出しておいた方がよいみたいです。

 

3/1 クロメダカが今年初めて抱卵しました。今年はなるべく放任飼育をしようと思って、そのまま見守っていましたが、放っておくとメダカは卵や生まれたての稚魚を食べてしまうようです。孵化するまではいくのですが、稚魚が全然育ちません。SUDOの「メダカの浮くネット」に卵や稚魚を入れて育てようとしましたが、成体メダカが乗り越えて侵入して食べられてしまいました。

 メダカ鉢の水を使って水耕栽培ができないかと思って、ミツバの種を蒔いてみました。

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早春の睡蓮鉢

5/18 GEXの「メダカ元気育成メッシュ丸型」に卵を隔離しておいたら無事に孵化しました。今回は成体メダカに侵入されることはありませんでした。しかし、なぜか大きくならないのです。親メダカと同じ鉢の中で飼育しており、グリーンウォーターではないので、餌が足りないのかもしれません。いつの間にか死んでしまいます。

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メダカの稚魚

8/9 また稚魚が孵化しました。無事に生き残って大きくなりました。ある程度大きくなれば成体メダカに食べられることがなくなります。とはいえ、確実に稚魚を育てるには親メダカとは別の鉢でグリーンウォーターで育てたほうが確実なようです。結局、今年は稚魚が2匹しか育ちませんでした。

 

9/4 ヘラオモダカが巨大化しています。一方でヒツジグサは花が咲きません。ミツバもなかなか大きくなりません。水耕栽培をするには栄養が足りないのだと思われます。陸上植物を無理して水耕栽培するより、水生植物を育てたほうが効率的だと思われます。

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夏の睡蓮鉢

11/28 京都の杜若園芸に行き、四季咲きカキツバタマツバイと「メダカの隠れ家」を購入しました。時期が悪いのか、カキツバタはあまり品種がありませんでした。

11/29 ヘラオモダカは大きすぎるし花も綺麗ではなかったので処分しました。代わりにカキツバタを植え付けました。冬の間は冬眠状態です。マツバイは買ってきた状態のまま、睡蓮鉢の中に沈めました。

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カキツバタを植えました

12/11 スネールを発見しました。5匹くらいいました。カキツバタマツバイにくっついてきたと思われます。ヒメタニシの稚貝との違いが難しいですが、全部潰してメダカの餌にしました。

睡蓮鉢ビオトープ<3回目>(2019)

睡蓮鉢ビオトープの立ち上げを1回目は失敗し、2回目はうまくいきました。

メダカ飼育のやり方が判ってきました。今度は、できるだけ日本の在来生物だけを使ってビオトープを作ってみようと思います。

 

2019年 

6/22 楽天市場14号(直径42cm)の白い睡蓮鉢を購入しました。在来種にこだわりたいと思いますが、国産睡蓮鉢で14号にもなると大変高価なので、ベトナム製にしました。それが届いたので、立ち上げました。(いつかは信楽焼の睡蓮鉢を買いたいです。)

底床は専用のメダカ用ソイルにしました。ナガバオモダカとヒメスイレンをプラスチックポットに植えて底床に置きました。ホームセンターでヒメトグサを購入して植え込みました。

ナガバオモダカとヒメスイレンは在来品種ではありません。いつか在来品種と入れ替えたいと思います。

 

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睡蓮鉢ビオトープの立ち上げ

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睡蓮鉢ビオトープを立ち上げました

6/24 石田精華園のアサザトチカガミを購入しました。アマゾンフロッグビットとか可愛くて見栄えのする水生植物はこの時期ホームセンターによく売っていますが(当地では杜若園芸のものが多いです)、在来植物はなかなか売っていません。地味ですし、雑草っぽいからでしょうか。アサザ平安時代から歌に歌われ、キレイな花が咲くそうです。トチカガミはアマゾンフロッグビットに似ていて(アマゾンフロッグビットはアマゾントチカガミとも呼ばれるそうです。)浮遊植物なので水質浄化とクロメダカの産卵床として期待できます。トチカガミとは「亀の鏡」という意味だそうです。スネイル(貝)などの侵入を防ぐために土を除去して綺麗に洗ってから睡蓮鉢に入れます。土の中から大きなヤゴが出てきました。ギンヤンマとか、そういう系のです。ヤゴは生きている動物しか食べないので、メダカが食べられてしまう可能性があります。ヤゴも生態系の一部ではありますが、この小さな睡蓮鉢に入れてしまうと生態系が崩壊してしまう(餌のためにクロメダカをどんどん買ってこないといけない)ので処分しました。(本来の生態系を壊してはいけないので、購入した生物を近くの池に放すことはしません。)

 

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トチカガミを入れました

6/25 クロメダカが孵化しました。

6/28 メダカが一匹死んだので、成体のメダカは3匹になってしまいました。

6/29 親メダカが3匹では心許ないので、クロメダカ5匹追加購入しました。

7/2 メダカが抱卵しました。メダカはおもにマツモかトチカガミの根に産卵します。時々マツモを観察して、卵を見つけたらマツモごとボウルに移しました。卵は見つけ次第隔離しないと、親メダカが食べてしまいます。マツモをボウルに入れておくとだんだんグリーンウォーターになります。そのうちどんどんと卵が孵化して稚魚が増えました。

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夏の睡蓮鉢ビオトープ

7/8 アサザがどんどんのびてくるのでカットしました。アサザは葉が大きくて成長が著しいため、他の植物の光合成を邪魔するかもしれません。浮葉植物なので土壌の窒素は吸収してくれますが、水質改善効果はあまりないように感じます。(秋頃まで栽培しましたが花が咲く様子もないので処分しました。)

 

7/11 カインズホームセンターでミナミヌマエビと杜若園芸のマツバイを購入しました。睡蓮鉢ビオトープではミナミヌマエビは鉄板みたいです。マツバイは水中に芝生のように広がるそうです。水中の草原の上を泳ぐメダカの姿が見たいものです。

 

7/20 ミナミヌマエビを追加購入しました。

8/3 イトトンボが羽化して飛び立っていきました。しばらく前から底床にいるのを発見して、何とか除去しようと試みていましたが、動きが素早くて失敗していました。おそらくアサザトチカガミの土に隠れて睡蓮鉢に侵入したものと思います。イトトンボのヤゴはメダカほどの大きさの魚は食べないみたいです。無事に羽化してよかったです。

 

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イトトンボの羽化

9/1 京都の杜若園芸に行き、ヒメタニシとセキショウ(斑入り)、ヘラオモダカを購入しました。ヘラオモダカは在来品種です。ナガバオモダカと入れ替えようと思います。

 

9/5 ヒメタニシに子供(稚貝)が生まれていました。ヒメスイレンの葉の上に乗っています。とても可愛いです。

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ヒメタニシの稚貝

 

10/13 IKEAでガラスボウル「TRYGG」を購入しました。メダカを横から見たいと思っていましたが、これで実現できました。緑の睡蓮鉢に入れていたナガバオモダカとアマゾンフロッグビットをガラスボウルに移しました。稚魚を育てていくことにしました。

睡蓮鉢ビオトープ<やり直し>(2019)

2019年

6/8 ヒメスイレンとナガバオモダカを小鉢(ホームセンターで買った食器のボウル)に植え付けて移動しやすくしました。

底床の赤玉土を全て撤去し、専用のメダカ用ソイルに変更しました。

水質が酸性化しやすいと思ったので、アルカリ化するために牡蠣殻(水槽用)を入れました。

カルキ抜きを使って水道水をカルキ抜きして、バクテリアのもとを入れました。

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睡蓮鉢ビオトープ

 

熱帯魚専門のペットショップで購入したクロメダカ1100円。前回より大きく育っている。)を5匹放ちました。

6/9 なぜかメダカが1匹足りません。説明しにくいですが数十メートル離れた所に干からびたイワシのような小魚を発見しました。脱走したメダカでしょうか、、、。

 

6/14 クロメダカの産卵を確認しました。うまく定着したようです。しかし、睡蓮鉢が小さすぎるように感じます。睡蓮鉢の内側が緑色に塗られていて、水質がチェックしにくいのも気に入りません。睡蓮鉢を買い直すことにしました。

睡蓮鉢ビオトープ 1回目<失敗>(2019)

「ベランダで金魚を飼いたい」と思ったのがきっかけでした。

とある食べ物屋さんの軒下で、陶器鉢の中に金魚がいるのを見かけてやりたくなったのです。

同じように水槽ではなく、昔ながらの金魚鉢で飼えないだろうか、と思って調べてみたところ、

・金魚鉢は金魚の飼育に向かない(金魚に対する虐待であると書いてある)

・金魚は水を汚しやすいので沢山の水が必要

ということがわかりました。と同時に、ちょうどメダカの屋外飼育が流行っているようで、「睡蓮鉢ビオトープ」という言葉をその時知ったのでした。

 

ビオトープとはWikipediaによれば「生物群衆の生息空間」のことだそうですが、主に沼地などの環境を人工的に整備したものが多く、ショッピングモールの屋上などに作られたりしています。

睡蓮鉢ビオトープとは、睡蓮鉢の中に、人工的に水生生物が生息しやすい環境を作り、生態系が営まれるのを愉しむものです。

 

そこで、我が家でも睡蓮鉢ビオトープを「立ち上げる」ことにしました。(睡蓮鉢ビオトープや水槽で新しく環境を作ることを「立ち上げ」というそうです。)

 

2019年

5/26 ホームセンターで陶器の睡蓮鉢(径29cm)、ナガバオモダカ、ヒメスイレン、アマゾンフロッグビット、マツモを購入しました。赤玉土を底床にして植え込みました。微生物が増えるまで1-2週間おいた方が良いそうなので、このまま放置しました。

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ビオトープ立ち上げ

6/1 ホームセンターでクロメダカを5匹買い、睡蓮鉢に放しました。1匹50円くらいでした。メダカが主役なのに、メダカが一番安いのです!

 

 

 

 

6/6 クロメダカが毎日1匹ずつ死んで、5日間で全滅しました。。。

 

何が悪かったのか分析して反省しました。

水質チェッカー「テトラテスト6in1試験紙」を購入して分析したところ、当地の水道水はもともとpH5.0-5.5で酸性に傾いていることがわかりました。メダカが全滅した睡蓮鉢の水を測定してみるとさらに酸化しており、亜硝酸塩もかなり高値を示しました。ビオトープを立ち上げてから1週間しか経っておらず、予め濾過バクテリアを導入しなかったので、水質浄化機能が完成していなかったと思われます。また、水質が合わなかったのか、マツモがあっという間に溶けてしまいました。溶けたマツモが水を酸性化して窒素を増やし、水質悪化を助長したものと思われます。そしてクロメダカも、いくら頑強とはいえ未だ稚魚のような大きさだったので、水質変化に耐えられなかったと思われます。

ワイルドストロベリー(2014-2020)

今まで植物の栽培は一度もしたことがありませんでしたが、知り合いからペットボトル型の水耕栽培キット「グリーンペット」シリーズのワイルドストロベリーとバジルをもらったので、せっかくなので、と栽培を開始しました。そんなわけで我が家のワイルドストロベリーは2014年から栽培を開始して、株分けをしながら今日(2021年現在)まで花を咲かせ実をつけ続けています。丈夫ですね。

2014年

8/3 説明書通りにセットして、タネをまきました。東向きの窓際におきました。

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グリーンペット

8/11 発芽しました。

11/21 「グリーンペット」にはハイポネックスが同梱されており、水耕栽培が可能ですが、実際はすぐに根っこが充実して、スペースが足りなくなってしまいました。そこで、途中で土壌栽培に切り替えました。この時点では古いティーポットに土を入れて育てていましたが、冬になると地上部が枯れてしまいました。

地上部が枯れてしまったので、諦めてベランダに放置していましたが、春になると新芽が出てきました。植え替えを試みましたが、根詰まりしてティーポットから出せなくなってしまいました。仕方なく、ティーポットを割って、プラスチック鉢に植え替えました。

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ワイルドストロベリー

2017年

3/28 冬の間はほとんど枯れていましたが、新芽が出始めました。

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新芽が出はじめたワイルドストロベリー

4/21 新芽が伸びています。

12/9 立派な実がつきました。

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立派に育ったワイルドストロベリー

2018年

12/1 冬になると実がつきます。「水やり当番」で水切れを防いでいます。冬の間は簡易温室の中に入れておくと葉っぱが枯れません。

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ワイルドストロベリー

2020年

2/11 根詰まりがひどいのと、虫が湧くようになったので、株分けすることにしました。我が家のワイルドストロベリーはランナーを出さないので、株分けをして維持しています。虫が湧くのにうんざりしたので、なるべく虫が湧きにくい土壌水耕栽培にチャレンジしました。鉢から株を引っこ抜いて、元気そうな葉っぱと根っこに分離しました。根っこを水で洗って綺麗にしてから、「ミエルノplusポット」に植えつけました。土はプロトリーフの「かるーいトマトの土」を使いました。この土はココヤシピート100%の土で、腐葉土を含まないのでキノコバエの発生が少ないことが期待されます。なぜトマトの土かというと、今年はトマトの土壌水耕栽培も計画しているからです。「ミエルノplusポット」は鉢が2層構造になっていて、土壌水耕栽培にうってつけのポットです。水耕栽培の肥料はハイポニカを使用しました。

3/6 新芽が出てきました。

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土壌水耕栽培ワイルドストロベリー

4/4 ハダニがわきました。

4/23 ハイポニカを使用した水耕栽培にしてから、成長がすごいです。葉っぱも青々としています。花が次々と咲きました。

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土壌水耕栽培ワイルドストロベリー

4/29 ハダニとアブラムシがわいたので、50度シャワーをしました。50度シャワーは、鉢ごと台所のシンクに持って行き、シャワー水栓を55度に設定して葉っぱに直接かけるという荒技です。土にお湯がかかると根腐れするような気がするので、葉っぱだけに当たるように気をつけて行います。水流によるものか、温度によるものかわかりませんが、ハダニ対策としてはもっとも効果的です。葉っぱは全くダメージを受けません。(少なくともワイルドストロベリーは。)

5/22 次々と実がなりました。実がとても大きいです。「ミエルノplusポット」を使用した土壌水耕栽培だと、植物が成長してくると内鉢のスリットから根っこが外に出てきて、ハイポニカを直接吸収するようになります。こうなるととても効率的に成長することができるようです。

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土壌水耕栽培ワイルドストロベリーが結実しました

6/2 根腐れしてしまいました。気温が高くなったせいで、水がお湯になってしまったせいだと思われます。ハイポニカがお湯になってしまうとダメージが強いです。健康な根っこは白色ですが、真っ黒に変色してしまいました。

6/6 仕方がないので、植え替え、株分けをしました。

6/14 ハダニだらけになりました。2週間に1回くらい50度シャワーを行い、ハダニの量を減らしました。葉水、竹酢液、殺虫剤などいろいろ試してみていますが、温水シャワーが一番効果的です。根絶させることはできないのですが、定期的にハダニの数を減らすだけでも植物は元気になるようです。

12/10 夏の間はあまり花も咲かず、結実もしませんでしたが、冬になるとまた結実し始めました。ハダニも減って、管理が楽になりました。

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冬のワイルドストロベリー

2021年

4/13 可愛い白い花がたくさん咲きました。

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ワイルドストロベリーの花

5/1 今年はいつもより実が大きく、大豊作です。

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ワイルドストロベリー豊作

8/26 枯れてしまいました。寿命だったのか(だから今年は大豊作だったのか)、猛暑にやられてしまったのかはわからず。

ブログをはじめました

2014年ごろから、窓際やベランダで植物を育て始めました。最初は知り合いから貰った「グリーンペット」のバジルとワイルドストロベリーでした。その後いろんな植物にチャレンジしてきましたが、これまでちゃんと記録をとって来ませんでした。このブログは備忘録代わりに、植物の栽培記録をつけていこうと思います。

モモ【食べ蒔き】【2020】

2020年

3/10 発芽しました。

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3/23 結構な勢いで葉っぱが増えてきました。

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3/26 5号ポットに鉢上げしました。

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4/26直立性が強く、どんどん上に伸びていきます。わき芽は1箇所のみです。

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軒下に置いてあったせいか、ハダニが発生しました。桃の葉はおいしいのでしょうか、我が家の植物の中でハダニの被害が最も顕著です。ときどき殺虫剤や竹酢液をかけたり、55度シャワーをしましたが、しばらくするとハダニが湧いてきます。秋頃にはかなり葉緑素が抜けて元気がなくなってしまいました。

11/29 葉っぱが全部落ちました。

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どんどん上に伸びるし、ハダニは多いしで、鉢植えではちょっと育てにくいです。終了としました。